よくある質問(Q&A)

どんな人が精神科訪問看護を利用できますか?年齢制限はありますか?
精神科や心療内科に通院されている方であれば、基本的にどなたでも利用できます。
サービスを利用するには主治医の指示が必要ですか?
はい。精神科訪問看護を利用するには、主治医が発行する「精神科訪問看護指示書」が必ず必要です。現在通院中の方は「訪問看護を利用したい」と主治医に相談して指示書を書いてもらってください。もし現在かかりつけの医師がいない場合は、新たに医療機関を受診していただく必要があります。ただし当ステーションにご相談いただければ、近隣の精神科受診先の紹介や予約調整などをお手伝いすることも可能です。
費用はいくらかかりますか?保険は使えますか?
精神科訪問看護は公的医療保険が適用されます。また自立支援医療(精神通院医療)などの公的制度も併用可能です。健康保険をご利用の場合、自己負担は原則3割となり、例えば看護師の40分訪問なら1回あたり約3,000円前後が目安です。自立支援医療制度が適用される場合は自己負担1割に軽減され、同じ40分の訪問が1回約1,000円ほどで利用できます。具体的な料金は利用回数や時間、サービス内容によって異なるため、詳しくはお問い合わせ時にご説明いたします。
利用していることを近所の人に知られたくないのですが、プライバシーは守られますか?
はい、プライバシーには十分配慮しています。訪問看護のスタッフがご自宅に伺う際は、車で移動する場合でも社名やロゴの入っていないシンプルな車両を使用するなど、近隣の方に訪問看護と分かられにくい工夫を行っています。車以外にもバイクや自転車、公共交通機関で訪問する場合もあり、訪問経路や服装にも配慮しております。また、スタッフには守秘義務がありますので、利用者様やご家族のプライバシー情報が外部に漏れることはありません。どうぞ安心してご利用ください。
家族として利用させたいのですが、本人が訪問看護を嫌がっている場合はどうすればいいですか?
ご本人がサービス利用に抵抗を示すケースは珍しくありません。無理に「病気なんだから受けてほしい」と説得しようとすると、かえって反発を招いてしまうことがあります。まずは、ご本人自身が困っている自覚のある症状に着目して提案してみてください(例:「最近よく眠れていないみたいだから、専門の看護師さんに相談してみない?」など)。ご本人が「支援が必要と周りに決めつけられたくない」と感じている場合は、このようにご本人の感じている困りごとを出発点に声かけする方が受け入れられやすくなります。それでも難しい場合は、まずご家族だけで当ステーションに相談いただくことも可能です。スタッフがご家族からじっくりお話を伺い、ご本人に合わせた関わり方のアドバイスを提案いたします。また、いきなり見知らぬスタッフが自宅に来ることへの不安が強い場合は、事前に顔合わせの面談の場を設けることもできます。玄関先で話をするなど、ご本人のプライベート空間に踏み込みすぎない形で支援を開始することも可能です。ご本人のペースを尊重しながら進めますので、まずはご遠慮なくご相談ください。